雪国 川端康成 青空文庫 8

379-400に所収 ^ 「『雪国』の旅」(世界の旅・日本の旅 1959年10月・第3号)。 今回は、川端康成『雪国』のあらすじと内容解説・感想をご紹介しました。 日常的な身の回りの出来事から、世界を揺るがすニュースまで、本が扱うテーマは森羅万象。四季折々の年間イベント、仕事、暮らし、遊び、生きること、死ぬこと……。さまざまなテーマに沿う本の扉をご用意しました。扉を開くと読書の興味がどこにあるのか見えてきます。, 〈とんぼの本〉は、1983年の創刊。 美術、工芸、建築、写真、文学、歴史、旅、暮らしをテーマにしたビジュアルブック・シリーズです。, 一冊の本には、他のいろいろな本とつながる接点が隠れています。100年前の物語や、世界の果ての出来事と、実は意外な関係があるのかもしれません。本から本へ、思いがけない出会いの旅にでてみませんか。どのルートを選ぶかは、あなた次第です。, 親譲りの財産で、きままな生活を送る島村は、雪深い温泉町で芸者駒子と出会う。許婚者の療養費を作るため芸者になったという、駒子の一途な生き方に惹かれながらも、島村はゆきずりの愛以上のつながりを持とうとしない――。冷たいほどにすんだ島村の心の鏡に映される駒子の烈しい情熱を、哀しくも美しく描く。ノーベル賞作家の美質が、完全な開花を見せた不朽の名作。, 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。(本書5ぺージ) 『雪国』は、1935年~1947年に雑誌『文藝春秋』『改造』など計11誌で断続的に連載された川端康成の長編小説です。新潟県湯沢町を舞台に、そこで生きる女性やはかない命などが描かれています。, 川端康成は、大学卒業後に作家の横光利一(よこみつ りいち)らと雑誌『文藝時代』を作り、新感覚派の作家として活躍しました。岡本かの子、三島由紀夫などの新人を発掘し、世に送り出した功績は大きいです。, 1968年にノーベル文学賞を受賞しましたが、72歳で動機不明のガス自殺をしました。, 島村は、馴染みの芸者に会うために列車に乗っていました。列車の中には、病人の男と男に付き添う娘がおり、島村は2人に興味を惹かれます。, 島村は列車を下りた後に芸者の駒子のもとに向かいますが、そこで島村は、駒子の踊りの師匠の息子が、列車で見た病人の男(行男)だと知りました。また、付き添いの娘・葉子も駒子の知り合いでした。, そして、島村はその男と駒子がいいなずけの関係であったことを知りますが、駒子はそれを否定します。翌年、島村が再び雪国を訪れた時、行男は亡くなっていました。島村は葉子に惹かれますが、葉子は行男のことを忘れられずにいました。, ノーベル賞受賞作家の代表作の最初の文であるので、これを見たら『雪国』だと判断できるようにしておきたいです。, この先、川端康成『雪国』の内容を冒頭から結末まで解説しています。ネタバレを含んでいるためご注意ください。, 12月初め、島村は馴染みの芸者・駒子に会うために、雪国に向かう汽車に乗っています。そこで島村は、病人の男に付き添う恋人らしき若い娘に興味を惹かれました。彼らは、島村と同じ駅で降りました。, そして旅館に着いた島村は、駒子と再会して朝まで過ごします。彼らは前の年に出会ったばかりです。旅館に泊まった島村の部屋にお酌に来たのが、三味線と踊り見習いの19歳の駒子だったのです。, お酌をしたあと、駒子は一度は島村の誘いを断りますが、その日の夜に酔って島村の部屋にやってきて、一晩を過ごしたのでした。, 次の日、島村は駒子に誘われて、彼女の踊りの師匠の家に行きます。そこには、島村が昨日汽車の中で見かけた病人がいました。彼は、師匠の息子で行男という人物でした。, 付き添っていた娘は葉子と言って、駒子とは知り合いです。島村は、駒子は行男のいいなずけで、駒子は行男の治療費を稼ぐため芸者に出たのだと聞かされますが、駒子はそれを否定しました。, そして島村が東京に帰る日、「行男が危篤状態だ」と葉子が知らせにきます。しかし駒子は、「行男が死ぬところを見たくない」と言い、そのまま島村を駅まで見送りに行きました。, 2年後の秋、島村は再び駒子の旅館を訪れます。その前の年の2月に来る約束を破ったことを、駒子は根に持っていました。島村が東京に帰った後、行男は亡くなり、師匠も亡くなったのだと言います。, そして島村が来てからというもの、駒子はお座敷の合間に島村の部屋に通います。ある夜、島村のもとには駒子からの伝言を預かった葉子がやって来ます。島村は、葉子と話すうちに葉子に惹かれていきました。, 葉子は、死んだ行男をまだ愛していました。そして、それを知っている駒子から「あなたは気ちがいになる」と言われていることを泣きながら打ち明けます。, 葉子が帰ったあと、島村はお座敷の終わった駒子と酒を飲んで過ごします。ふと、島村が駒子に「いい女だ」と言うと、駒子は激しく泣いてしまいました。, 島村は、東京にいる妻子のことを忘れたように、冬の間ずっと旅館に泊まり続けます。ある夜、映画館が火事になってしまい、島村と駒子は駆けつけました。すると、1人の女が2階から落ちるのが見えました。, その女が葉子だと分かった頃には、葉子は動かなくなっていました。駒子は、葉子に駆け寄って彼女を抱きしめます。そしてそのまま、「この子、気がちがうわ。気がちがうわ」と叫びました。, 『雪国』は、ノーベル賞作家の作品であるため英訳されましたが、多くの訳者が翻訳に苦戦しました。理由は、冒頭の一文が訳せないからです。, 英語には、どんな文にも必ず主語があります。近代化した日本は今でこそ主語をつける習慣がありますが、もともと日本の文章には主語はあってもなくても良いということになっています(日本の古典作品で、主語は省略されていることが多いです)。, そのため、何を主語にして訳すかが問題となり、いろいろなバージョンが生まれました。川端康成が認めた名文家のエドワード・サイデンステッカーは、「The train came out of the long tunnel into the snow country. 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/30 22:54 UTC 版), 12月初め、島村は雪国に向かう汽車の中で、病人の男に付き添う恋人らしき若い娘(葉子)に興味を惹かれる。島村が降りた駅で、その2人も降りた。旅館に着いた島村は、芸者の駒子を呼んでもらい、朝まで過ごす。, 島村が駒子に出会ったのは去年の新緑の5月、山歩きをした後、初めての温泉場を訪れた時のことであった。芸者の手が足りないため、島村の部屋にお酌に来たのが、三味線と踊り見習いの19歳の駒子であった。次の日、島村が女を世話するよう頼むと駒子は断ったが、夜になると酔った駒子が部屋にやってきて、2人は一夜を共にしたのだった(以上、回想)。駒子はその後まもなく芸者になっていた。, 昼、冬の温泉町を散歩中、島村は駒子に誘われ、彼女の住んでいる踊の師匠の家の屋根裏部屋に行った。昨晩車内で見かけた病人は、師匠の息子・行男で、付添っていた葉子は駒子と知り合いらしかった。行男は腸結核で長くない命のため帰郷したという。島村は按摩から、駒子は行男の許婚で、治療費のため芸者に出たのだと、聞かされるが、駒子は否定した。, 島村は温泉宿に滞在中、毎晩駒子と過ごし、独習したという三味線の音に感動を覚えた。島村が帰る日、行男が危篤だと葉子が報せに来るが、駒子は死ぬところを見たくないと言い、そのまま島村を駅まで見送った。, 翌々年の秋、島村は再び温泉宿を訪れた。去年の2月に来る約束を破ったと駒子は島村をなじる。あの後、行男は亡くなり、師匠も亡くなったと聞き、島村は嫌がる駒子と墓参りに行った。墓地には葉子がいた。, 駒子はお座敷の合い間、毎日島村の部屋に通ってきた。忙しいある晩、駒子は葉子に伝言を持って来させた。島村は葉子と言葉を交わし、魅力を覚えた。東京に行くつもりの葉子は、島村が帰るときに連れて行ってくれと頼み、「駒ちゃんをよくしてあげて下さい」と言った。葉子は死んだ行男をまだ愛しているようだった。「駒ちゃんは私が気ちがいになると言うんです」と葉子は泣きながら言った。葉子が帰った後、島村はお座敷の終った駒子を置屋(駄菓子屋の2階に間借り)まで送ったが、駒子は再び島村と旅館に戻り、酒を飲む。島村が「いい女だ」と言うと、その言葉を誤解し怒った駒子は、激しく泣いた。, 島村は東京の妻子を忘れたように、その冬も温泉場に逗留を続けた。天の河のよく見える夜、映画の上映会場になっていた繭倉(兼芝居小屋)が火事になり、島村と駒子は駆けつけた。人垣が見守る中、一人の女が繭倉の2階から落ちた。落ちた女が葉子だと判った瞬間にはもう、地上でかすかに痙攣し動かなくなった。駒子は駆け寄り葉子を抱きしめた。駒子は自分の犠牲か刑罰かを抱いているように、島村には見えた。駒子は「この子、気がちがうわ。気がちがうわ。」と叫んだ。, 掌の小説 (日向 - 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